PTA会長あいさつ

PTA会長上半身画像 山口県立宇部商業高等学校

PTA会長 吉村 一正
チャレンジ

 昨年に引き続き、今年度もPTA会長をつとめさせていただきます、吉村です。只今四女がお世話になっており、会長という立場も六年目を迎えました。どうぞよろしくお願いいたします。

 今年三月に開催された、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の試合でテレビの前に釘付けになった人は多かったと思います。私も久々に野球を、腰を据えて、一投一打に息をのみながら、また見られない時は、試合経過を常に気にしながら、一喜一憂しておりました。侍ジャパンが優勝し、本当に盛り上がりを見せた大会でした。大谷翔平選手のワンマンチームではなく、試合ごとに個性のある選手が活躍し、チームが一つになり、日本が優勝したからというのもありますが、長いコロナ禍の制限が少しずつ緩和されて、皆で集まり声を出して応援できる喜びもあったのではないかと思います。

 今年度は、今までのような制限がある学校生活ではなく、コロナ禍前に近い活動ができると思います。子供たちには、細かいことは気にせず、思いっきり勉強に、学校行事に、そして部活動に取り組んでもらいたいと思います。また失敗を恐れて、無難に過ごすのではなくて、どんどんチャレンジをしていって欲しいと思います。これが、真の学びであると、私は思います。これからの時代は、これまでの当たり前が、当たり前でない世界になっていくでしょう。自分で自分の未来を切り開いていく力、個性を持つことこそ、これからの時代に生きる子供たちには必要です。この宇部商での三年間、一年生はもう一度初心に戻る、二年生は、今までを振り返って、これから先をどう通るか、三年生は、最終学年、進路に向かって全力を尽くしてもらいたいと思います。

 最後に、PTA活動も、コロナ禍前のような活発な活動にしたいと思っております。子供たちのために先生方、PTA、地域の皆様と協力して一つとなり、より良い教育環境を整えたいと思います。皆様には、PTA活動にご理解とご協力、積極的なご参加をお願いいたします。

※「PTA会報第77号」より

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